12月に入ると、さすが師走。あっという間に一日が過ぎてしまいます。これから、クリスマスにお正月と楽しい行事が続きますね。良いお正月を迎えるにあたって大切な大掃除は、年の瀬の風物詩です。大掃除のルーツの一つに、十二月十三日に行われる「煤払い」があります。今では、「煤払い」を行うのは神社仏閣がほとんどですが、古い風習で一般家庭でも13日頃から大掃除をはじめていたそうです。一気に掃除をするのではなく、前もって少しずつ普段はなかなか掃除ができない場所を綺麗にしていくことで、心にも余裕ができますし、綺麗になっていく部屋でクリスマスなど楽しい行事を行うこともできます。一年使った物への感謝の気持ちを持ちつつ、綺麗にして新しい年を迎えたいですね。（スタッフＩ）
そんな本日おすすめの絵本です。

ぐりとぐらのおおそうじ

作：中川 李枝子絵：山脇 百合子出版社：福音館書店のねずみのぐりとぐらのお話です。
二匹が部屋のカーテンを開けると、冬の間にたまったほこりでうちの中がほこりだらけなことに気づきました。そこで、大掃除をすることに・・・。最後は綺麗になった部屋で、うさぎたちといっしょにおやつをいただく。お掃除のシーン、おいしそうなおやつ、とみどころいっぱいの絵本です。